ビットコインは、チューリップバブルになるのか?

ビットコインが100万円を突破した後、軽々と110万円、120万円を突き抜けて値上がりを続けています。

ただ市場参加者としては、どのあたりでバブルが弾けるのか?を見極める段階に入っているのかもしれません

この急騰するビットコインのチャートが、17世紀にオランダで起きたチューリップバブルのものと極似していると話題になっています。

 

 

チューリップバブルとは?

そもそもチューリップは最初から投機対象だった訳ではありません。
オランダのチューリップは、ヨーロッパの王族や貴族に愛されていたため、高い収入を得ようと園芸家たちが栽培に力を入れ始めました。

価格は徐々に騰がっていったものの、1633年までは園芸家と収集家の間だけで取引が行われており、通常の経済活動の範囲でした。
おかしくなり始めたのは、これに目をつけた一般大衆が取引に参加してきてからです。
50ドルで買った球根がすぐに200ドルになったり、1日に数十回も転売されるようになり、珍しい球根は家一軒と交換されるまでになりました。
その後、海外からも球根投資が始まって買いが買いを呼び、バブルは絶頂を迎えます。

1637年2月の初め、ある男が球根を買い、いつものように転売しようとしたところ、どういう訳か売ることができませんでした。

ここからがパニック相場の始まりとなります。
球根の売買には多額の信用売買が行われていたため、暴落の波が社会全体に広がり、人々はパニックに陥り、売りが売りを呼ぶ展開となりました。
球根の価格は最終的に100分の1になったものもあり、国中に破産者が続出したという顛末です。

 

ビットコインはチューリップバブルになるのか?

ここで大事なポイントとなるのは、モノの価値はどうやって決まるか?ということです。

現在、誰かがあなたにチューリップの球根を20万円で売ろうとしたら、「ふざけるな!」と相手にしないでしょう。
しかし、その球根が他の場所で25万円で取引されているのを知ったら、右から左に物を流すだけで5万円の利ざやが取れるので、買いたいと思ってしまうのではないでしょうか?

ビットコインのバブルも同じ理屈で、自分が買った値段より高い値段で買いたいと思う人がいるうちは大丈夫ですが、それが見つからなくなった時にバブルが崩壊します。
ここ数日のビットコインの急騰には過熱感があることは否めず、どこかで天井をつけて急落することになりそうです。

ただし、チューリップと異なる点は、「通貨革命」と呼ばれる仮想通貨の価値が日増しに高まってきていることも事実で、本格的な暴落とはならずに踏みとどまるとも考えられます。

暴落が訪れた時に、ビットコイン、仮想通貨がどのような粘り・反発力を見せるかで「通貨革命」の真価が問われることになりそうです。

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