セントルイス銀行はビットコインに対して好意的?

白書「仮想通貨の世界の概要」を発表

アメリカ・セントルイス連邦準備銀行は、デジタル通貨とブロックチェーンについて好意的な評価をしており、その内容について「仮想通貨の世界の概要」という白書で発表しています。

 

 

ビットコインとヤップ島の石貨

白書の中では、ビットコインのシステムを石を貨幣として使用していた「ヤップ島」に例えています。

ヤップ島(現ミクロネシア連邦)の貨幣は大きな石でできていて、持ち運びが困難であったため、所有者が誰であるかについては仮想的な台帳をつけて管理していました。
運送にかかるコストを省いたり、また輸送中の落下(沈没)を無くすために実物を一箇所に保管し、台帳でのみ管理するというシステムが、仮想通貨の概念に類似していると解説しています。

 

マイニングメカニズムについて

ビットコインのマイニングのメカニズムについては、ハッシュ計算の裏にある数学的手法や、取引承認の仕組みを検証して、ビットコインが未来の資産として有益になるだろうと解説しています。

「ビットコインのような仮想資産は独自のアセットクラスになり、投資や分散的な商品に発展する可能性が高い。ビットコイン自体は時間と共に「金」に似た役割を持つようになるかもしれない。」

 

カラードコイン

ブロックチェーンの応用分野についても述べられており、「カラードコイン」のような応用が生まれてくると白書では予想しています
カラードコインとは、現物資産や実社会のサービスと連動する仮想通貨で、スマートコントラクトやセキュリティ向上などの機能性を併せ持つ通貨のことです。

 

仮想通貨のリスク

また、ブロックチェーンの活用に対する否定的な見解として、ハードフォーク(分岐)の可能性や、マイニングにかかるエネルギーの浪費、中央の管理者不在の価格変動リスクなどが挙げられています。

 

結論

白書は結論として、ビットコインなどの仮想通貨は新たなデジタル通貨のアセットクラスになる可能性を再度強調しています。

「ビットコインやアルトコインを軽視すべきではない。技術革新により、中央の権威を介さないデジタル資産の存在が可能となる。これは、新しいアセットクラスの誕生を導き、ポートフォリオの組める価値ある分散的な商品に成熟する可能性がある。」

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