Circle社が仮想通貨取引所Poloniex(ポロニエックス)を買収!?

かつては世界最大の仮想通貨取引所でもあったPoloniex(ポロニエックス)が、フィンテックプラットフォームでモバイル決済等を展開するCircle(サークル)社によって約430億円で買収されるという発表がありました。

 

取引所Poloniexとは?

Poloniexは2014年に米国で運営開始した仮想通貨取引所で、ビットコイン、イーサリアムを中心に、約70種類のアルトコインを取扱い、かつては取扱量で世界最大規模の取引所でもありました。

買収後もPoloniexでは従来通りのサービスが継続され、ユーザーの利用方法等は変わらないとのことですが、Circle社としてはPoloniexのセキュリティやオペレーション、サポート体制を今後強化していくと表明しています。

 

ゴールドマンサックスとの関係性

Circle社としては、法定通貨送金サービスCircle Pay(サークルペイ)や、仮想通貨トレードを行うCircle Trade(サークルトレード)、個人投資家向け仮想通貨取引アプリCircle Invest(サークルインベスト)などを展開していく中で、今回の買収による相乗効果を見込んでいるようです。

さらに、今回の買収劇が大きな注目を集めたのは、Circle社の背後に主要株主としてゴールドマンサックスがいる点です。

世界最大の投資銀行であるゴールドマンサックスが、ついに仮想通貨ビジネスに本格参入してくるのか!?ということで、ビットコイン価格も反騰を強め、100万円前後を推移していた価格は、このニュースを受けて110万円近くまで上昇してきています。

このニュースを転換点として、仮想通貨全体が再び上昇モードへと移行してくるかもしれません。

 

取引所の淘汰・再編が始まるか?

Poloniex買収の背景には、新興取引所の台頭があると考えられます。
かつて世界一の取扱量を誇ったPoloniexも今や、新興勢力であるBinanceやHuobiに大きく遅れをとっている状況で、その存在が薄れつつありました。

日本でも、巨額のハッキング被害によりダメージを受けた取引所コインチェックは、事業存続に向けて大手金融機関との提携を模索していると噂されています。
最終的に、ゴールドマンサックスのような信用力のある金融大手と提携する(あるいは買収される)ようなことになれば、コインチェックも再び息を吹き返すことになるでしょう。

現状では、取引所乱立による流動性の低下も懸念されているため、これからは信用力のある取引所への集約・再編が進み、仮想通貨取引所の淘汰が始まるのかもしれません。