GACKTコイン(SPINDLE)の悲劇

GACKTコイン、上場と同時に大暴落!

昨年末からの仮想通貨ブームに乗って、多くの新たな通貨・プロジェクトが企画されてきましたが、通称GACKTコインと呼ばれるSPINDLEもその一つです。
実際このような仮想通貨には実態の伴わないプロジェクトも多いとされており、芸能人を広告塔に使い「何倍にも高騰する!」と宣伝するSPINDLEの手法については、かねてより仮想通貨有識者の間から疑問の声が多く寄せられていました。

そのSPINDLEが5月20日に世界5取引所同時上場し、取引が開始されましたが、結果は以下のようになっています。

HitBTCでの価格推移

上場直後には一時的に1SPD=0.00035ETHまで付ける局面もありましたが、その後あっという間に暴落し、現在は1SPD = 0.000075ETH前後で落ち着いています。

 

SPINDLE価格推移まとめ

プライベートセールからのSPINDLEの価格推移をまとめると、以下のようになります。

1SPD = 0.001500ETH (プレイベートセール)
1SPD = 0.000350ETH (上場初値 5/20)
1SPD = 0.000075ETH (現値 5/21)

ETH(イーサ)建てでは初値で約1/4、現値では約1/20の暴落となっています。さらに、これを円建て時価で換算してみると以下のようになります。

0.001500ETH = 約210円 (1ETH = 約140,000円)
0.000350ETH = 約  27円 (1ETH = 約  78,000円)
0.000075ETH = 約    6円 (1ETH = 約  78,000円)

円建てで見た場合は、現値で約1/35にも大暴落しており、GACKTコイン投資家が大きなダメージを受けてしまっていることが想定されます。
2018年1月から仮想通貨全体が下落しており、その分を加味するのはフェアーではない感じもしますが、新たにGACKTコインに投資された方(円→ETH→SPINDLE)は円建てで捉えているものと考えられ、その結果は悲惨なものがあります。

 

もちろん、取引所上場後に暴落する仮想通貨は少なくなく、これだけでSPINDLEを詐欺通貨と決めつけるべきではありませんが、新規の仮想通貨プロジェクトにはこの種のリスクが付きまとうことを理解し、安易な気持ちで「何倍にもなる!」といった暴騰を期待しての投資はすべきではないことを再認識するきっかけとなったのではないでしょうか?

また、このような粗雑な仮想通貨が増えると、仮想通貨全体のイメージ悪化が懸念されるため、業界の健全な発展のためには適正な規制が今後必要となってくると考えられます。